2010年6月29日火曜日

6月のひとりごと



サンフランシスコより南、サンノゼまでいくと、山頭火ラーメンがあります。日本の味と変わらずおいしいです。ラーメンばかりですみません。

日本では、首相が交代しましたね。

色々言われているところはありますが、この短期間でまだ何も結果を出す前に、首相交代すべし、という状況に追い込んだことは、日本にとって良かったことなのでしょうか。
さらに、新首相の菅さんの支持率が一ヶ月で急降下、というニュースをみるに、解決しなければいけない課題に取り組む前に批判ばかりが強まり、課題への対応がどんどん遅くなっていく現在の状況に、少し不安を覚えます。

対するアメリカのオバマ大統領は今までにない経済危機の中での就任でしたが、政権を下ろされる事なく、今のところ頑張っているようです。
やはり熱いのはエネルギー政策でして、2012年までに80億ドルを高速鉄道網整備に投資し、CO2削減および雇用創出を目指すそうです。大胆ですね。
この政策に便乗し、日本の鉄道会社が車両やレールなどの売り込みをかけているそうです。
頑張ってほしいですね!

ではまた来月。

2010年6月28日月曜日

アップルストアは混んでます


ベイエリアのアップルストアはいつでも混み混み。


もともとアメリカでは人気のアップルですが、iPad、iPhone4の発売以来、さらに混むようになった印象が。

ちなみに、アメリカでのアップル製品は日本より格安の場合が多く、例えばMac Bookは$999から。

英語版Windowsには日本語パックを入れても文字化けしますが、Mac Bookでは最初の設定で日本語を選択してしまえば、問題なし。
またどこで買った製品でもサポート内容は同一のため、日本で壊れたら日本のアップルストアに持ち込めばOK。
アメリカ旅行中に日本より安いMac製品をみると、つい買ってしまう人は多いはずです。。

まあ、私も去年値段を見た時点でMac Bookすぐに購入してしまいましたが。。

2010年6月24日木曜日

アメリカで会社を設立するには?


今日も人気のケーブルカー。天気のいい日は一時間待ちということも。

さて、USチーム特別企画では、ディスカッションに加え、アメリカでの会社設立についてミニ講座を行いました。
本講座を通して、簡単にアメリカで会社設立ができることを知っていただき、実際にチャレンジしていただければ幸いです。

-----下記の説明は、会社設立のメリットが最も高いとされるネバダ州を例にとって説明しています-----

設立費用が安い!
◆登記費用は$200程度(日本だと、登録免許税15万に加えて各種費用で最低20万)
◆日本に支社を作る場合の申請料も$900程度のため、合計$1100程度でアメリカと日本に会社が作れてしまう
◆資本金は$1からOK
◆年間の会社維持のコストは実費$100程度

法人税が安い!
◆ネバダ州で設立した場合、州の法人税はゼロで連邦税のみかかるため、法人税率は15%〜35%(日本は約40%)。

労働ビザなしの外国人でも設立可能!
◆労働ビザなしの外国人1人で設立可能(アメリカ人雇う必要なし)
※ただしその後アメリカで働く場合にはビザが必要

アメリカでは、州によって会社設立のメリット、デメリットが異なる!
◆西のネバダ州、東のデラウェア州と言われ、この2州では特に会社設立のメリットが高い
◆ニューヨーク証券取引所に上場しているアメリカの企業の半数以上がデラウェア州を本社所在地としているが実際のオペレーションは他州
※実際にデラウェア州でオペレーションをしているのは、化学系の会社DuPontぐらいでしょうか?
◆カリフォルニア州VCは、デラウェア州での会社登記を前提にしていることが多い

最近では、会社登記はアメリカですがオペレーションは日本で行うITベンチャー企業も出て来ているそうです。
遠隔地でも仕事ができるIT企業ならではですね。
会社設立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

2010年6月22日火曜日

US進出ディスカッション


5月31日のUS進出計画ディスカッションでは、大きく2つのテーマでディスカッションを行いました。

①US進出する意義について
②US進出の具体的アイデア

■US進出の意義
①技術のキャッチアップのために
現地でカンファレンスなどに参加し、生の熱気を感じることの意義は大きい。ネットで得られる情報は多いが、やはり少し遅れている。次に何が流行るか見極めるためには、現地にいくべき。

②コンポーネントのベンチマーク
会社が持っているコンポーネント群が世界レベルでどの位置にあるか、常に知っておくべき。実際に現地で売り込みをかけて全く相手にされないのか、受け入れられるのか、立ち位置を知ることは必要。

③採用拠点
海外大卒の学生を取る際に、現地拠点があるということはプラス要素になる。

④営業に生かす
海外に支社や工場があるお客さんに営業をかける時に、海外拠点がないと門前払いをくうことがある。

■進出する際のアイデア
①企業向けの技術レポート
毎月の技術レポート、年1回のシリコンバレーツアー、年1回の全体会をセットにしたシリコンバレー情報パックのようなものを販売。
現地からのテレカンファレンスを入れても雰囲気が伝わりおもしろいかも。
プロモーション、顧客企業との関係強化にもなって良い。

②分散開発の拠点
日本、アメリカ、ヨーロッパの3拠点で開発を行い、24時間体制でプロジェクトを回してみたい。アジアよりもコストはかかるが、社員のモチベーションアップになる。高いけど、早い、というところを売りにする。

③選手スカウトシステムの別スポーツへの展開
バスケット
ホッケー
サッカー
など

④中国進出のための人材スカウト
中国進出する際に、現地にコネクションがある人間がないと難しい。アメリカには中国出身者(それも裕福)な人が多数いるはずなので、そういう人をスカウトする拠点としてはどうか。

⑤学生の会社を買う(投資) 
投資を受けたがっている学生の会社は多いはずなので、まだ安いうちに買ってみる。

⑥アメリカ在住の日本人の子供向けに、教育サイトを立ち上げる。

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短いディスカッションの時間でしたが、様々な視点からアイデアがでました。

もし本エントリーを読んで、自分もUS進出に関わってみたい!と思った方は、ぜひ名乗りをあげてみてください^^

※写真はナパバレーのワイナリー

2010年6月21日月曜日

5月31日:US進出ディスカッションの報告


ご無沙汰しております。
5月いっぱいブログをお休みさせていただきました。今月からまた再開します。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、5月31日に会社のリビングルームにて、USチーム特別企画としましてUS進出に興味のある方に集まっていただき、US進出をする際のアイデアに関するディスカッションを開催しました。

当日は思った以上に多くの案が出てディスカッションも盛り上がり、また参加した皆さんの海外進出に対する熱い思いを感じることができ、大変有意義な時間が過ごせました。

現在、企画第二段階としまして、皆様に出していただいた案をより具体的なビジネスプランに練っていただいているところです。
US進出に興味のある方、今後の動向をぜひウォッチしていてくださいね!

次のブログでは、ディスカッションで出たアイデアを紹介します。

※写真は、アメリカ発の激安百貨店Target。みなさん、大量買いするため、大量のカートが行き交っています。