2010年6月24日木曜日

アメリカで会社を設立するには?


今日も人気のケーブルカー。天気のいい日は一時間待ちということも。

さて、USチーム特別企画では、ディスカッションに加え、アメリカでの会社設立についてミニ講座を行いました。
本講座を通して、簡単にアメリカで会社設立ができることを知っていただき、実際にチャレンジしていただければ幸いです。

-----下記の説明は、会社設立のメリットが最も高いとされるネバダ州を例にとって説明しています-----

設立費用が安い!
◆登記費用は$200程度(日本だと、登録免許税15万に加えて各種費用で最低20万)
◆日本に支社を作る場合の申請料も$900程度のため、合計$1100程度でアメリカと日本に会社が作れてしまう
◆資本金は$1からOK
◆年間の会社維持のコストは実費$100程度

法人税が安い!
◆ネバダ州で設立した場合、州の法人税はゼロで連邦税のみかかるため、法人税率は15%〜35%(日本は約40%)。

労働ビザなしの外国人でも設立可能!
◆労働ビザなしの外国人1人で設立可能(アメリカ人雇う必要なし)
※ただしその後アメリカで働く場合にはビザが必要

アメリカでは、州によって会社設立のメリット、デメリットが異なる!
◆西のネバダ州、東のデラウェア州と言われ、この2州では特に会社設立のメリットが高い
◆ニューヨーク証券取引所に上場しているアメリカの企業の半数以上がデラウェア州を本社所在地としているが実際のオペレーションは他州
※実際にデラウェア州でオペレーションをしているのは、化学系の会社DuPontぐらいでしょうか?
◆カリフォルニア州VCは、デラウェア州での会社登記を前提にしていることが多い

最近では、会社登記はアメリカですがオペレーションは日本で行うITベンチャー企業も出て来ているそうです。
遠隔地でも仕事ができるIT企業ならではですね。
会社設立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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