2010年1月16日土曜日

UCバークレーのCertificate プログラムの紹介

カリフォルニア大学のバークレー校では、大学卒の社会人経験がある人を対象にしたPost-Baccalaureate Certificate Programというプログラムで、様々な専門のCertificateコースを用意しています(管轄はUCバークレーExtensionになります)。
http://extension.berkeley.edu/intl/evecert/

学位を取る事にこだわるのであれば、やはりマスターやMBA留学などが王道ですが、専門領域を深めたい、単位を取得したい、現地企業での就職の機会を得たい、など、理由によっては、このCertificateプログラムを留学の選択肢とすることはありだと思います。
また、必須の授業の単位を取ってコースを終了すると、その後一年OPTという、アメリカでの就労許可がおりることも、外国人にとってはうれしい特典です。
入学条件は、基本的にTOEFLのスコアと履歴書と小論文になり、MBA留学で要求されるGMATやマスター留学で要求されるようなGREのスコアなどは要求されません。

各専門の中で用意されている授業の種類は幅広く、自分の興味範囲にそって、かなり自由に授業を組み合わせることができます。
例えば、私が1月から通っているInformation and Management Systemのコースでは、全部で50程度のクラスが用意されており、その中から、必須の6単位と選択の4単位さえ取得すれば、あとは好きな授業を取って良いというプログラム構成になっています。
http://extension.berkeley.edu/intl/evecert/programs/infosystems.html

授業の時間ですが、これが少しネックでして、平日の夜の6時〜9時などの夜間授業かもしくは休日の授業になります。これは、このプログラムが元々、サンフランシスコ周辺で働いているアメリカ人向けに作られたものであり、留学生の受け入れは最近始めたばかり、というところにあります。
留学生にしてみれば、昼間は自由、夜は授業、と通常の留学の時間割とは違うので、少し不便さを感じる方もいるかもしれません。
そうはいっても、実際にベイエリア(シリコンバレー)で働いている人達と同じ教室で勉強できる機会というのはとても貴重で、コネクションを作ったりする場としても活用できそうです。

実際の授業の様子や中身などは、またおいおい紹介させていただきます。

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