2010年12月13日月曜日

LBNLで働く西村弘志さんとのコラボレーション

LBNL(Lawrence Berkeley National Laboratory)という、UCバークレー大学に併設している研究所で研究者をしていらっしゃる西村弘志さんのお話を聞く機会がありましたので、ご紹介します。

http://als.lbl.gov/als_physics/website/apg/hnishimura.html
科学技術に使う計算機器の開発にずっと携わっている方なのですが、今回お話いたたいだテーマは「クラウドコンピューティング」。

新しい技術などが大学から多く発信されるアメリカですが、クラウドコンピューティングに限っては完全に産業主導(Googleが提起)であり、大学側の研究はそれを追いかける形になってしまっているそうです。
ですので、西村さんとしては、大学がもっとクラウドコンピューティング研究に積極的になり、発信を多くしていくべきと考えられているそうです。


以前のエントリーで産学連携のお話を紹介しましたが、UCバークレー本体とのコラボレーションは規則が厳しい上に最低投資金額が大きく、なかなか日本にいる企業にとってはハードルが高いと思います。また、当然英語でのコミュニケーションが前提となるため、語学のハードルもあり。
一方で、LBNLはUCバークレー本体のコラボレーションの規則に従う必要はなく、コラボレーション形態や金額については柔軟性がありますし、何より西村さんが日本人のため、英語の心配がないのは大きいポイントではないでしょうか^^;

各種コラボレーションは募集中とのことでしたので、産学連携に興味がある場合は、ご連絡を取ってみることをおすすめします。
こちらにいらした際に、直接お話を聞いてみるのもありだと思います。

今回西村さんのお話してくださった内容は「前提知識ゼロの方のためのクラウドコンピューティング講座」のような非常にわかりやすいお話でした。面白いネタの一つを、次以降のエントリーで少し紹介します。

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